ビジネスホテル経営に行き詰ったオーナー様へ、賃貸マンションへのコンバージョンを提案した提携リフォーム会社のS様。
コンセプトには自信を持って説明したものの、オーナー様の反応はいまひとつ。果たして提案は受け入れられるのか?!
新しいビジネス、「変化」に消極的なオーナー様ご夫妻・・・・。
しばらくの間、各々が提案について考えこんだあと、沈黙を破ったのは娘婿でした。
「お義父さん、現在 ビジネスホテルは赤字ですよね。多額の費用をかけて成功すればいいですけれど、必ずうまくいくとは限らない。・ ・・・であれば、不確定な成功に期待するよりも安定を取るのも一考では?」
すると、オーナー様の娘さんも・・・・
「そうよ、具体的な提案と収入の計画を見てから決めてもいいじゃない。調査・提案までは無料だし、お願
いしてみましょうよ。」
それからしばらく沈黙・・・オーナー様は目を閉じて慎重に考えておられました。
そして・・・
「わかった。これからはお前たちに経営を引き継いでもらわなきゃいかん。
一世一代の決断なのだから、お前たちが吟味して決めなさい。」
と、娘夫婦に告げたのです。
私とS様はうれしい反面、オーナー様の決断に改めて責任を感じたのでした。
早速、具体的なコンバージョン計画の打ち合わせに入りました。
オーナー様ご家族で話し合い、提示された条件は3つ。
①
工事予算は8千万円まで。
②
事業の利回り(表面利回り)は15%以上、保証金額のみでも利回り10%以上
③ 1Fに入っているテナントに迷惑をかけないこと。そのまま入居してもらうこと。
③は問題なく対応できそうでしたが、①と②はクリアするのが大変でした・・・。
と、いうのも元の建物がビジネスホテルですから一部屋あたりの面積は狭く、そのまま改装するとワンルームタイプの賃貸マンションになってしまう予測。これでは
現在供給過剰で余っている物件と差別化できません。提案としては不充分な内容となってしまいます・・・。
これを改善する為に、「二つの部屋のスペースを使って一つの部屋として使う」
ワンルーム2戸分を1戸の1LDKに振り替えるリフォームプランを立てたのです。
これなら入居に自信を持って提案できます。
オーナー様の信頼に応えて「安定した事業」をご提供できると確信したのです。
が、しかし、この計画の唯一の弱点は収益効率、利回りでした。ワンルーム2戸を1戸にまとめても、ワンルーム2戸分の家賃は取れないのです・・。
もちろん、部屋数が多い方が高い利回りになることは オーナー様も承知していました。そして、それはあくまでも「入居率が同じであれば」という前提であり、空室リスクを考えれば一概に判断できないことも・・・・。
一方、オーナー様より判断を任された娘夫婦は
「ホテル経営よりも「スーパーリフォーム」による賃貸経営の方が収益を期待できる」
という根拠を示さねばならないとのことでした。
そこで一つの指標として出てきた「
表面利回り15%、保証のみで確定利回り10%」
・・・という水準には、到達することができなかったのです。
このままでは話は進みそうにありません。このまま諦めなくてはいけないのか・・・・。
その時、S様が立ち上がりました。
「ワンルームと1LDKとの複合プランで勝負できませんか?!」
「一部ワンルームを取り入れても募集できないか、提携賃貸管理会社に相談しましょう!」
S様の熱意に押されて、私も提携管理会社に同行。S様「なんとかワンルームでも募集できないでしょうか?一部だけでも結構です」
提携賃貸管理会社「うーん、
あのホテルは駅前のいい場所だし・・・・設備仕様をもっとよくして、キッチンスペースと居室を分離できれば、1Kと1LDKの複合でも募集できるでしょう。」
S様 「ありがとうございます!!
施工担当者と打ち合わせて必ずいいプランを持ってきます!」
それからはリフォームプランと事業収支計画書の再作成・検証、また再作成・・・
今思うとS様は毎日遅くまで本当にがんばっていました。
そしていよいよ、
オーナー様の出された条件を満たす予算8千万円以内、利回り15%、確定利回り10%超の事業収支計画が出来上がったのです。
最終的な工事費用と利回りは・・・
・ ・・と、なりました。
オーナー様ご家族は全員揃ってその提案書を真剣にご覧になったあと、
「私達の為によい提案を考えてくださって、本当にありがとうございました」
と、笑顔で話してくださいました。
そのプランにて見事に受注。
このような状態だったホテルが


このように生まれ変わりました。





現在は常時満室、たまに空いてもすぐに埋まる人気物件としてオーナー様にも入居者にも満足いただいています。
S様も
「これは本当にやりがいのある仕事ですね。これからも頑張っていきましょう!」と、ますます張り切っておられます。
今後も
オーナー様の「一世一代の決断」を成功に導くサポートを続けられることでしょう。
みなさまにも、こんな提案がきっとできます!
少しでもご興味を持っていただきましたら、ぜひお問い合わせください。