茨城県のとある海沿いの町でこのような物件に出会いました。



潮風にさらされて、鉄部は錆だらけ…階段は今にも崩れ落ちそうなです…
実際に現地調査をした際には、体重85kgの私が歩くと
廊下や階段がギシギシと音を立てていて
リフォーム提案前に破壊してしまったらどうしよう、と本気で思ったくらいです。
その後当社の提携不動産会社様と一緒にオーナー様にお逢いしました。
そしたらオーナー様がまた良い人なんです。
「東京からわざわざ来てくれてありがとう!!こんなものしか出せないけど召し上がれ」と
地元名産のメロンの漬物に、ハマグリの佃煮、そば煎餅、
それになんとリポビタンDを用意してくれました。
これがまたミスマッチ…
食が進まない代わりに、妙に話が進む第1回目の訪問でした。
当社の借上げのシステムのお話をした所
「そんなに良い商品があるんだね!是非部屋の中も見ていってよ」
とのことで、3日後に提携不動産会社様と提携リフォーム会社様と
お部屋を見せて頂く事になりました。
悩みが解消されるからかオーナー様は大喜び!
帰る際にリポビタンDを2本頂いたうえ、オーナー様の姿がバックミラーにいつまでも写っていました。
因みに物件は
1992年築(築17年)
2DKの8世帯で、2世帯入居(そのうち1室はご息女様入居)といった状況。
先代からの相続で本物件を受け継いだ現オーナー様は
「こんな物件を残されてもありがた迷惑だ!」と賃貸経営に対して投げやりな状態でした。
そして3日後…
さあ、物件調査です!
外観からある程度予測はしておりましたが、
室内はこのような状況でした。



(写真左より 人気のない和室、玄関から丸見えの洗面台、錆だらけのキッチン)
オーナー様には大変失礼ですが
皆さんはこんな物件に住みたいと思いますか?
まあ、普通は「次の物件案内して下さい…」となりますよね…
当日は私の上司が運良く(運悪く?)同行することになりました。
気の優しいオーナー様に向かって私の上司は
「オーナーさん!こんな状態じゃまぁ決まりませんわ!!」
と、関西弁で話してます。
あぁ…そんな言い方したらオーナーさんがかわいそう
「オーナーさん!こんな部屋に自分で住みたいと思いますか!?」
あぁ…またそんな… 思わずオーナー様の表情を伺ってしまいます。
不安な表情をしながらも、現実を突きつけられたオーナー様は
「お金がかかるのは仕方ない。今よりも収支がよくなるのであればお任せしますっ!!」
と決心されたようです。
時には強気に出ることも大事なんですね。
見込み大事さに、1歩踏み込んだ営業が出来ていない事に気付かされた1日でした。
オーナー様もリフォームしなければならないことはわかっていても
毎月の返済が約200,000円あるのに対し、現在の収入は95,000円…
毎月約100,000円の持ち出しです。
オーナー様は72歳で、この持ち出し分は年金若しくは、
これまでお仕事を頑張ってこられて、老後のために蓄えていた
預貯金を取り崩して補填されておりました。
オーナー様は最低でもこの持ち出しを無くしたいとのご希望がございました。
さあ、この物件をどのようにリフォームすれば、収益改善ができるだろうか…?
次回はリフォーム提案からクロージングまでの奮闘記をご紹介致します。
是非ご期待下さい!!



